想いを伝える。

コロナ過で、入院しても面会が制限されている。


そんななか、一人の方が亡くなった。


呼吸状態が悪くなって、話せない状況での家族面会。


「コロナで面会ダメと言われてこれなかったけれど、この人(患者さん)も色々話して伝えたいこともあったでしょう。私も、色々話したかった。」


胸が張り裂けそうになった。


そして、面会ができなくて話せなかったことを謝罪した。


妻は気丈な態度で話されていたが、涙を浮かべ後ろを向いて泣いていた。


私も涙が止まらなかった。


面会制限が出されて半年がたつ。


いつか終息するだろうって思っていたけど


まだまだこのウイルスと闘わなければならない。


病院での家族面会の在り方について考え直す機会となった。


どこまで改善するかわからないけれど


私の力ではどうすることもできないかもしれないけれど、


上司に働きかけようと思う。


後悔しない人生を提供したい。


想いを聞き、思いを伝えることの大切さ。


コロナ過でみんなが感じていることだと思う。

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